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SSCC│TAKUMI YOSHIDA So-net blog

パリのホンダ・インサイト・コンセプトに思う。

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今、フランスの花の都では、2年に一度のクルマの祭典パリオートショー、通称“パリサロン”が開かれています。しかもこの時期のパリは朝夕は凛とした冷え込みを感じさせて独特の秋の哀愁が漂い始め、生牡蠣をはじめとするフレンチな食材もますます美味になる頃なので、余計に魅惑的なわけです。

な~んて書くと、まるで僕が今パリにいそうな雰囲気ですが、残念ながら今年はパリサロン詣ではなく、僕は今ここトーキョーにいて、このブログを書いているのであります。

それでもパリからは、数多くのニューモデルがデビューしている様子が様々な媒体をとおして伝えられてきますが、それらのなかから僕が大いに注目するクルマについてお伝えしようと思います。

それがこれ、ホンダ・インサイト・コンセプトです。

すでに9月中にホンダ自身からその存在が公表されたインサイト・コンセプトですが、パリサロンに正式デビューしてその詳細が明らかにされてみると、それは僕が想像していた以上に魅力的な成り立ちを持ったクルマであることが分かってきました。

その極めて重要なポイントのひとつはボディサイズで、全長4375×全幅1695×全高1425㎜と公表されたそれは今どきのニューモデルには珍しく、幅が1.7m以下のいわゆる5ナンバーサイズに収まっているんですね。

コンパクト志向の強い僕としては、全長ももっと短い方が、と思わぬではないですが、今どきのCセグメント相当のニューモデルとしては幅が1.7mを切っただけでも、拍手をしておくべきではないかと思います。

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ルーフラインがBピラーの手前あたりから急に下降するキャビンデザインゆえに、リアシートのヘッドルームがちょっと心配なところではありますが、ボディはもちろん5ドアハッチバックの5人乗りです。

そしてこれがコクピット。最近のホンダ車のインテリアの傾向に沿ったダッシュボードは、ブルーの照明を含んで写真で見る限りちょっとウザい印象をうけますが、現物は意外といいかもと期待しましょう。

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もうひとつ、パリサロンで全容が公表されて分かったのは、ボディスタイリングが想像した以上に魅力的に見えることでした。

最近のホンダ車のトレンドに沿ったフロントマスクの造形は好みの分かれるところで、僕自身は決して好きとはいえませんが、この写真にあるサイドビューとリアビューはなかなかチャーミングに見えます。

なかでも特に、スムーズに下降するリアウインドーとその後端のコーダトロンカテールは60~70年代のザガートデザインを彷彿とさせてスポーティであると同時に、なにやら未来的でもあるところも魅力的だと思います。

となると、1.3リッターガソリンエンジンを主動力源とし、それを電気モーターでターボのようにアシストするホンダ式ハイブリッドによるドライビング感覚がどんなものかという点に興味が集中しますが、僕らがそれを味わえるのはいつ頃になるのでしょうか?

おそらくライト周りなどのディテールを除けばほとんどこのままの姿で登場すると思われる市販型インサイトは、来年春には日本、アメリカ、ヨーロッパの世界3拠点で発売開始されるとのこと。しかも日本でのプライスは200万円を切るという情報もあるので、大いに期待したいところであります。

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これはホンダのエコモデルの現時点におけるプロトタイプもしくはコンセプトカー、3台。向かって右から、インサイト・コンセプト、燃料電池車のプロトタイプたるFCXクラリティ、そしてハイブリッド・スポーツクーペのコンセプトカー、CR-Z。

<photo=HONDA>
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エスロクレーサー

これは久々に欲しいホンダ車の出現です。
1.7m以下に抑えた幅は気に入りました、どうせなら全長も4m以下にしてもらえれば満点なのですが。
あとは実物を見てのインサイトのインパクト度合いじっくり体験したいと思います。
by エスロクレーサー (2008-10-05 10:28) 

らた

ブルーの照明にフォルクスワーゲンを連想します。
by らた (2008-10-06 09:03) 

マダムデルタ

パリサロン、行かれてないとは!
ほんと残念です(@_@;)

私は ブルーの照明にかなり興味アリです(笑)
スポーツクーペのハイブリッドなら我が家にも1台ありかも♪
と言いながら、またもやデルタを車検して、足回り変えちゃいました!

by マダムデルタ (2008-10-06 17:50) 

吉田 匠

エスロクレーサーさん、
僕も最近、最も注目しているホンダ車がコレであります。
全長に関しては僕ももっと短い方が好ましいと思いますが、シャシーレイアウト上の制約や空力の問題で、このくらい必要なのかも知れませんね。

らたさん、
フォルクスワーゲンのメーターはブルーとレッドを併用していますね。

マダムデルタさん、
そうなんです、今年は残念ながら秋のパリを訪れるチャンスがなかったんですね。
ところでデルタの脚、どんな風に変えちゃったのでしょうか?
by 吉田 匠 (2008-10-11 09:55) 

中古車買取

日本の中古車って海外では人気があるから、もしかしたら高い査定額がつくかも...でもそれは愛車が海外ではどれぐらい人気が高いかで決まります。
by 中古車買取 (2012-05-22 15:20) 

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