新型マセラティでドロミテを走った。
7月の第2週に北イタリアに飛んで、グラントゥーリズモという名の新しいマセラティを走らせてきました。舞台はイタリア・アルプスのドロミテで、これはその麓の街、ボルザーノ=Bolzanoの広場に集まったグラントゥーリズモの試乗車。
ボルザーノを出て走ること小一時間で峠の中腹に到着。中央にトライデントのマークを配したいかにもマセラティらしいグリルのグラントゥーリズモを撮影。
ピニンファリーナ・デザインの4座クーペボディは全長4881×全幅1847×全高1353㎜。シャシーはクアトロポルテ・オートマチックの短縮版で、ホイールベース2942㎜、車重1880㎏、前後重量配分49:51。405psを生み出す4.2リッターV8で、6段ATを介して後輪を駆動し、0-100km/h加速5.2秒、最高速285km/h。
マセラティ流デザインで統一されたコクピットは意外なほど快適な空間でした。
こちらは大人が無理なく座っていられるリアシート。ほぼフル4シーターですね。
セッラ峠=Passo di Sella近辺の、これぞドロミテといった嶮しい岩山の下に、端正なリアクォータービューを見せるマセラティ・グラントゥーリズモ。そのドライビングは充分に俊敏かつ官能的でありながら、程よい落ち着きも備えた、普段も乗れるスポーツGTとして望ましいキャラクターに仕上がっていたといえます。
2007-07-20 13:43
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コメント(5)
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ボリューム感と流麗さを両立させた実に美しいスタイルですね。
ギラギラせず程よい色気を感じさせるインテリアには大人っぽさがあります。
いいですねぇ。
by らた (2007-07-20 17:36)
落ち着いたクーペスタイルが、Maseratiらしい感じがします。内装は、ダッシュにもう少し艶っぽさが欲しい気もしますね。例の時計は真ん中にありますが、プラスの演出が欲しい感じ、、、カップホルダーは、お約束とはいえ、ちょっと興醒めかな、、、
by iwao (2007-07-20 19:08)
バードケージに通じるフロントのデザインは好きですが、リアのテールランプは馴染めません。
それとここまで大きくなると、クワトロポルテとどちらにするか悩みますね。
by komi (2007-07-20 20:35)
お久しぶりです。
はっ!!リニューアルしてる(>v<*)
新しいスキンも素敵ですね。
マセラティ大人な感じがカッコイイです(・v・*)
by (2007-07-24 00:56)
奇麗な内装ですがこの色調だとタバコも酒も遣らない健康的なチョイワル(大ワル?)の雰囲気ですね。
まあ現代的ではありますが。
ボルザーノってリゾートだったんですねこんなところにヘッドクォーター作ったアルティオーリさんて。
by Blueman (2007-07-26 07:45)