Ｃクラス日本初試乗 in ツインリンク。

多くの皆さんがご存知と思いますが、メルセデス・ベンツCクラスが今月22日に日本で発売されました。3月初旬にジュネーヴショーで正式発表されてからたった3ヵ月半の早業。メルセデスがいかに日本市場を大事に思っているかの証でしょうね。で、その10日ほど前にツインリンクもてぎでプレス試乗会が開かれて、僕らはそこで新型Cクラスをドライビングしたのです。そう、ポルシェ911ターボ・カブリオレに乗るためにドイツに飛ぶ前のことで、僕にとってはスペインで初めてステアリングを握ってから3ヶ月ぶりのCクラスでした。上の2台はパドックに展示されたC200コンプレッサーのアバンギャルド＝左とエレガンス＝右。

これはC200コンプレッサー・アバンギャルドのインテリア。

サイドビューはロングノーズ、ショートデッキのコンサバ系。

Cクラスでロードコースに出撃。最も印象的だったのはアジリティ＝俊敏性とスタビリティ＝安定性が見事に両立していること。コーナリング中にスロットルを閉じるとテールが流れるんですが、その流れ方もまるで危なげがありません。詳しいインプレッションは自動車誌『LE VOLANT』8月号をチェックされたし。

Dレンジ3速で加速するC200K＝コンプレッサーのメーター。

ピットロードに整列して出撃を待つCクラスたちのリアビュー。

ちなみにプライスはC200Kエレガンス＝450万円、C200Kアバンギャルド＝460万円、C250エレガンス＝558万円、C250アバンギャルド＝570万円、C300アバンギャルド＝664万円。C200K系が取り分けリーズナブルな印象ですね。ところで、右手前のクルマはCクラスではなくSクラスなので、誤解のないよう・・・。

コメント 4

インテリアのコストダウンが一層進んだ印象があります。
by らた (2007-06-25 00:42) 

スポーティな外観ですね！
日本のセダンにはない感覚のような気がします。
どちらかというと４ドアクーペ。
アルテッツアが目指していたのをメルセデスが作ったという
感じがします。ライバルは日本車ではレクサスISでしょうか。
by (2007-06-25 08:55) 

らたさん、
なかなか厳しい見方をしていますね。
実際の質感はそう悪くはありませんが…。

tk-nextさん、
スポーティに見えるとしたら、まさにメルセデスの狙いどおりでしょうね。
新しいCクラスが最大のライバルとしているのは日本車ではなく、Cが属するプレミアムDセグメントの世界的トップセラー、BMW3シリーズです。
3シリーズに追いつき、追い越すのが、ニューCクラスの最大の使命なんですね。
by 吉田　匠 (2007-06-25 21:29) 

私も日本車(特にレクサス)を意識しているのかと思いました。
そうかBMWか・・・と、納得です。
高級車もスポーティな走りや外観へと移るのですね。
by sae-sae (2007-06-26 21:35)