Ｃ６３ＡＭＧ、ＲＳ４、Ｍ３ Ｓｅｄａｎ M ＤＣＴ Ｄｒｉｖｅｌｏｇｉｃ。

今週の頭、箱根でDセグメントサルーンをベースにした3台の超高性能モデルに乗りました。メルセデスC63AMG、アウディRS4、それにBMW M3セダンですが、M3は待望のダブルクラッチ式2ペダル7段MTの「M DCT Drivelogic」＝「M ダブル・クラッチ・トランスミッション ドライブロジック」を搭載したクルマでした。



これはM3のメーターパネルですが、DCT装着車はタコメーターのケースの上の部分に回転の上昇に応じてLEDが点灯するスロットが加わっています。



これがDCTのコントロールレバー。なにやら電子部品風のデザインで、メカニカルでレーシーな印象は希薄なれど、軽いタッチで確実に操作できます。

このほかに、マニュアルのシフトアップ＆ダウンはステアリング裏側のパドルでも操作可能。右がアップ、左がダウンの一般的なロジックで、パドルはステアリングホイールと一緒に回るタイプであります。

このDCT、変速の速さもさることながら、特にドライブモードのシフトアップにおいて、従来のSMGとは比較にならないほどスムーズな変速を実現しています。



この3台のDセグメントスーパーサルーンの比較インプレッション、自動車誌『Genroq』10月号でリポートするので、興味のある方はチェックをお忘れなく。

コメント 3

モンスターセダン、夢の競演といった感じですね。
いずれも只者ではない顔つきです（笑）。
by らた (2008-08-08 09:04) 

可変式のレッドゾーンはやめになったのか。
シェーバー型のシフトノブこの最新メカニズムを象徴するようにクールですね。
パドルシフトの操作性はいかがですか、ポルシェのPDKと較べてその完成度は？
さらなる情報楽しみですが生憎ゲンロクは愛読書リストに無いもんで本屋の店先で拝見したいと思います。
by エスロクレーサー (2008-08-08 10:34) 

らたさん、
そう、只者ではありませんよ、3台とも。

エスロクレーサーさん、
パドルシフトは固定式でないのが残念ですが、もちろんポルシェのPDKのものより操作しやすいです。
その一方で、操作系以外の部分の完成度はPDKの方が上かもしれませんが、いずれにせよBMWにPDKが備わることはなく、911にDCTが備わることもないので、この両者の比較、あまり意味がないかもしれませんね。
by 吉田　匠 (2008-08-23 21:50)