富士スピードウェイで新型プリウスに乗った。
もはや先々週のことになりますが、トヨタのお膝元の富士スピードウェイで新型プリウスのプロトタイプのプレス試乗会が開かれました。富士スピードウェイといってもGPサーキットではなく、外周路とスモールサーキットが舞台ですが。
ベーシックモデルが189万円という低価格もウケて、新型ホンダ・インサイトが人気を集めるなか、ハイブリッドの先駆者というべきトヨタからデビューする3代目プリウスは、これまた嫌が上にも注目を浴びる運命にあるといえます。
直接乗り比べたわけではないので断定的なことはいえませんが、乗り味がドライで、よくいえばスポーティなインサイトに対して、プリウスは手応えがソフトで、身のこなしが一段とゆったりした大人な感じといえばいいのでしょうか。
パワーユニットに関していえば、もともとインサイトより積極的に電気モーターを使うハイブリッド方式で、しかも現行モデルより10%ほどの燃費向上を図ったことが功を奏して、ニュープリウス、燃費はかなりよさそうですね。
富士スピードウェイ外周路での燃費を意識した平均速度の低いエコドライビングでは、僕自身も37㎞/ ℓ くらいはマークしましたし、ま、ストップ&ゴーのない、公道より遥かにいい条件のもとではありますけれど。
ボディサイズは現行プリウスより一回り大きく、ということは当然ニューインサイトよりも明確に大きいわけですが、その恩恵もあってニュープリウス、居住空間やラゲッジスペースはかなり余裕のある印象をうけました。
ルーフラインの高さのピークを先代より100㎜後ろに持ってくるプロフィールデザインによって、リアシートのレッグルームに余裕を生み出すことができたというのも、新型プリウスのデザインの妙のひとつでしょうか。
これがフロントシート周辺、つまりドライバーズルームで、適度にゆったりした感じはよくわかると思います。それと、デザインも普通のトヨタ車よりは未来的。ただし、低い着座位置を好む僕としてはシートがちょっと高い印象あり。
とにかくニュープリウスが、ハイブリッドの先駆者たる威信を掛けてトヨタが本気で開発したクルマであることは、開発責任者である大塚明彦チーフエンジニアの熱心な語り口からもはっきりと伝わってきました。
もともと230万円を超えるプライスでの発売を意図して開発されたとわれるニュープリウスなのに、インサイトの低価格に対抗してなんと205万円のベーシックモデルを発売すると噂されています。
僕のように全幅が5ナンバーサイズに収まるコンパクなトボディを望む人間はインサイトに惹かれますが、コンパクトネスに拘らずにエコなクルマを探しているのであれば、新型プリウスは価値のあるクルマではないかと思いました。
2009-03-27 01:20
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コメント(5)
玩具っぽいアキバ系インパネと全体的にちょっと安っぽさも感じてしまうインサイトより、
外観は「現実的に未来っぽく」、内装も落ち着いており全体的に洗練されてる感あり、キッチリ出来てるように見受けられます。
まったくトヨタファンでない私ですが、
こういうクルマは走りより実質重視かな?とも思うし、価格も近いようだし・・・・、購入するならプリウスかな?
by Tonotakaya (2009-03-27 07:17)
お疲れ様でした。
燃費計のついたガソリンプリウスに乗ってみたいです(笑)
by cherry (2009-03-28 20:15)
4/1から予約販売となり、さっそく購入手続きを済ませました。近所では一番早く運転できそうです。
価格が旧車に比べて安くなっており、値引きは大変と思いましたが、意外と値引きあり(ただし見積書には書けず下取り車価格アップとしてに反映)。この価格だと、マークX程度までの購入予定者は新型プリウスに取られちゃうかも。
残念なのはツーリングセレクションにしかLEDヘッドランプがなくS、Gタイプでもハロゲンライトしか選択できないことでした、仕方がないので、納車後にオートバックスでディスチャージライトに変えようかな!!
by by hase (2009-04-02 12:51)
自分の好みと大きく異なるので買うことはないかもしれませんが、興味はもの凄くあります。
by sblog (2010-12-27 00:57)
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by 相性占いや夢占いなど (2011-01-17 17:32)